2020年度第13回日本スピリチュアルケア学会学術大会

生と死とスピリチュアルケア

2020年度 第13回学術大会大会長 浜崎 盛康
(沖縄スピリチュアルケア研究会会長 琉球大学名誉教授)

 この度、2020年度 第13回学術大会が、沖縄で開催されます。とは言っても今回の学術大会は例年と違って、新型コロナウィルス感染症(covid-19)の影響で、オンラインで参加していただくということになりました。7月上旬より学会HPで沖縄大会参加申込受付が開始されます。オンラインによる開催ですので、直接沖縄に来ていただくことはできなくなりましたが、多くの方の参加をお願いいたします。
 大会のテーマは、本メッセージのタイトルと同じ「生と死とスピリチュアルケア」です。私(及び沖縄スピリチュアルケア研究会)は、「スピリチュアルケアとは、生きる力を育むケアである」ととらえることができると考えています。「生きる力」は、「生と死」に深くかつ強く繋がっています。そのように考えて、いろいろ相談させていただきながら、大会のテーマを「生と死とスピリチュアルケア」といたしました。
 このテーマによって、スピリチュアルケアの普遍性と特殊性の両方を意識したいと思います。すべての人間が、生まれ、成長し、時に病み、老い、死を迎える存在である限り、そこには必ず人間としての普遍的なスピリチュアルペインがあり、スピリチュアルケアがあります。しかし、それだけではなく、国や時代、文化、宗教等の違いに応じて、それぞれ異なった特殊性を持ったスピリチュアルペインがあり、スピリチュアルケアが必要となります。例えば、沖縄には沖縄独特のスピリチュアルペインがあり、それは例えば第二次世界大戦の際の「対馬丸」の子供たちの悲惨な死(本大会の特別記念講演のテーマです)です。また、沖縄の独特なスピリチュアルケアとしては、例えば、沖縄には霊能者とされるユタ(神人(カミンチュ))と呼ばれる人たちがおり、一種のスピリチュアルケアを行っています。ユタに相談に来た人に生じている不幸が何か霊的なものとの関連であるとユタが判断すると、相談者とともに例えばウタキ(御嶽)という拝所へ行き、祈願を行い、その不幸の原因を取り除こうとします。あるいは、ユタの人たちは、仏教的な要素を取り込んで独自の考えを生み出し、ケアに生かしたりします。
  オンラインによる開催ということで、先の私のメッセージでは「11月もまだまだ暖かい沖縄で、多くの皆様のご参加を心からお待ちいたしております」と書きましたが、残念ながら直接お会いすることはできなくなりました。しかし、反面、オンラインでの開催には、時間をかけて移動しなくてもよく、その分どこからでも参加できるというメリットがあります。オンラインではありますが、本学術大会を通して、「生と死とスピリチュアルケア」について実り多い成果が生まれることを確信しております。多くの皆様のご参加を、よろしくお願いいたします。

募集要項

下記のボタンをクリックすると、
募集要項のページが開きますので、内容を確認してください。
  • 研究発表
    2020/07/10 10:00 ~ 2020/08/31 23:59
  • 参加
    2020/07/10 10:00 ~ 2020/10/26 23:59

【ご案内】

■左下の「はじめてご利用される方」の項目の「研究発表」「参加」から必要な申込にチェックを入れ、「次へ」を押して登録を行なってください。
※この時設定した「ログインID」と「パスワード」は、必ずメモをして忘れないようにしてください。
※昨年度の学術大会のIDとパスワードを引き継ぐ設定をしていた方は、登録をせずにそのまま使えます。

■登録内容の確認、変更、取消は、右下の「ログインID・パスワードをお持ちの方」から行なえます。最初に登録したログインIDとパスワードを入力し、「ログイン」を押してください(学会会員IDではありませんのでご注意ください)。

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